book-tech.comについて紹介します。

BOOK TECHは、プログラミング書籍専門の電子書店です。

読みやすさを重視してスマートフォンやタブレット、PC端末のブラウザに対応しているため、いつでもどこでもプログラミングを学習できます。購入前の試し読みや書籍ごとの学習状況の可視化、電子書籍のダウンロード、キーワードで串刺し検索などの機能も備わっています。

電子書店を立ち上げた背景について

プログラミングを学んでキャリアアップを図ろうとした際に、本で学習し始めたのですが、本を片手に学習することに限界を感じ、スクールへ行くことにしました。

スクールでの学習方法は、オンライン上(受講者のみ閲覧可)にあるカリキュラムを進めて進捗管理するのみです。

カリキュラムを進めるうちに、そもそも本でも同様のこと(オンライン学習&進捗管理)ができるのでは、と考えたのがきっかけです。

本は、良質なコンテンツであり、重要なエッセンスやノウハウ・情報が詰め込まれています。体系的にまとめられているため、本の想定読者と読者のレベルがマッチすれば、これ以上に良いプログラミング学習方法はありません。

その当時(2019年夏頃)、プログラミング書籍を読む手段は、書籍もしくは電子書籍がメインです。
電子書籍は、各電子書店で提供されるアプリで閲覧する方法が多いです。オンラインで読むこともできますが、私が探してみた範囲では、読みやすいビューワーがなく、進捗管理はできませんでした。※1
そして、読みやすいかと言われると、もっと最適な見せ方があるのではと考えました。

プログラミング関連の情報が集まる場所といえば、Qiitaが有名ですよね。
Qiitaはとても見やすいです。ブラウザで閲覧できて、目次も表示されて、コードの表示箇所も分かりやすいしコピペもできます。さらに、全記事に対してキーワード検索して欲しい情報を見つけることができます。

ということを踏まえて、
・オンラインで読める
・進捗管理ができる
・目次表示できる
・コードのコピペができる
・購入した書籍に対して串刺し検索できる

これらの機能が揃った電子書籍サービスがあれば、毎月高額な費用がかかるスクールに通わなくても、プログラミングの勉強ができるはずだと考え、スクールで学んだRailsアプリの作り方をもとに、手探りで開発に取り掛かったのです。


※1 本記事での進捗管理とは、章単位で読了ステータスや理解ステータスを記録できるかどうかのことを指します。(戻る)

現在(2021年春)のサービスについて

当初想定していたよりも機能が充実しています。
試し読み機能やダウンロード機能、セール中書籍一覧ページ、カテゴリ一覧ページ等も表示できるようにしました。

実際にサービスを運営してみると、大変有難いことに、ステークホルダーの方々からご意見・ご要望をいただく機会があり、素直に受け入れて、優先順位をつけて実装していきました。

現在のメイン機能はこちらです。

縦スクロールで閲覧
普段のブラウジングと同じようにスクロールで閲覧

いつでもどこでも学習
スマホ、タブレット、PC端末のブラウザに対応

気になった書籍を試し読み
どなたでも気になったらすぐに試し読み可能

書籍データ(PDF / EPUB)はダウンロード可能
ブラウザだけでなく、お好きなビューワーで閲覧可能

書籍の読了、理解度の可視化
書籍毎の学習状況を一目で確認可能

便利な検索機能
キーワードで串刺し検索ができ、ヒットした書籍とチャプターを一覧表示

ソースコードのコピペ
学習スピードを上げることが可能

また、BOOK TECH biz という法人向けサービスも行っています。

任意のメンバー内で書籍の貸し借りをすることができます。
社内図書のようなイメージです。

課題について

圧倒的に書籍数が足りないです😭

電子書店を作って、ユーザーの方に使ってもらいやすい機能の実装までは一通りできましたが、書籍数が2021年4月時点で57冊程です。

引き続き営業を行って、取扱書籍数の拡大に努めます。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

どんな本があるか一通りのぞいてみてください。
book-tech.com

2021年5月5日までは、下のキャンペーンを行っています。

是非ご利用ください(^^)